当機能はcyzenとMicrosoft365のOutlookカレンダーサービス間で予定データの連携ができる機能です。
cyzenで作成・編集・削除した予定がOutlookに連携され、Outlook上で閲覧が可能です。
・連携処理はおよそ5分に1回行われます。
・連携設定後に作成した予定が連携されます。
過去の予定については、該当予定を更新した場合に連携が行われます。
◆予定連携の詳細仕様について
cyzenで作成した予定は、以下の通り表示されます。
◆連携される項目について
予定の各項目は以下のように連携されます。
◆連携設定の流れ
Office365との連携設定は以下の手順で行います。
連携に必要な情報(テナントID、アプリケーションID、シークレット)を取得します。
※パスワードに相当するものですので取り扱いにはご注意ください
「Office365の認証情報を取得」で取得したテナントID、アプリケーションID、
シークレットをcyzenに入力します。
Outlookカレンダーと連携を行うユーザーの指定を行います。
◆Office365の認定情報を取得
①Microsoft365にログインし、左上のマークをクリックし、「管理」をクリックします
②Microsoft365管理センターの「すべてを表示」をクリックし「Azure Active Directory」を選択
③「Azure Active Directory」をクリックし、「アプリの登録」に移動します
④Appを追加します
⑤APIのアクセス許可を設定します。先ほど追加したAppを選択します。
⑥「APIアクセス許可」を選択します。
⑦「アクセス許可の追加」を選択します。
⑧「Microsoft Graph」を選択→「委任されたアクセス許可」からアクセス許可を選択します
⑨「User.Read」「User.Read,All」にチェックし、「アクセス許可の追加」をクリックします
⑩「アプリケーションの許可」からアクセス許可を選択し、「Calendars.ReadWrite」「Contacts.Read」「User.Read,All」にチェックを入れます
⑪「アクセス許可の追加」をクリック
⑫テナントID、クライアントIDを取得します。「概要」をクリックすると表示されます。
⑬シークレットを取得します。
「証明書とシークレット」をクリックし、「新しいクライアントシークレット」を
クリックします。
⑬「追加」をクリックし、シークレットの値をコピーします。
◆cyzenに認証情報を入力する
①cyzenの管理画面にログインし、連携サービス画面に移動します。
②Microsoft Office365サービスの「接続する」をクリックします。
③表示されたダイアログに認証情報を入力し、「確認する」をクリックします。
④Microsoftのアカウントを選択し、「承諾」をクリックします
◆連携するユーザーを設定
1名ずつ設定する場合には、ユーザー画面より操作を行います。
※更新に失敗した場合、以下の設定を見直してください。
・連携先にないアドレスを指定していないか
・クライアントID、シークレットを取得する際の権限設定が漏れていないか
・複数名を一括で設定する場合は、「ユーザー一括更新」機能により、
外部サービスと連携するユーザーを指定します。
連携が正常に完了すると、ユーザー情報に「認証済み」と表示されます。
「認証失敗」と表示されている場合、以下の設定を見直してください。
・連携先にないアドレスを指定していないか
・クライアントID、シークレットを取得する際の権限設定が漏れていないか
※注意事項
◆利用開始方法:
・利用設定が必要となりますので、弊社カスタマーサポート までご連絡ください。
・管理サイト上で、認証情報を作成・設定後にご利用いただけます。
◆ご利用準備:
・Office365のシステム管理者のID、パスワードが必要になります。
・Office365で連携許可設定を行う必要があります。
・連携対象のユーザーの設定を行う必要があります。
◆ご利用可能プラン
・ライトプランを除くすべてのプランでご利用いただけます。
※ライトプラスプランは、オプションで「予定」を選択された場合のみご利用可能です